東洋大が“ドラ1候補リレー”で国学院大を破った。これで対戦成績を1勝1敗とし、4連覇への望みをつないだ。

先発した上茶谷大河投手(4年=京都学園)は2回までに4安打を浴び2点を失ったが、すぐに修正。3回以降は無安打に抑え、8回2失点と好投した。9回は甲斐野央投手(4年=東洋大姫路)が四球で走者を許したが、きっちり無失点に抑えた。

杉本泰彦監督(59)は「明日は総力戦です。(翌週の亜大戦を含めて)今日から4連勝する準備をしています。明日も試合ができることをうれしく思い、上だけを見てやっていきます」と話した。

上茶谷は「負けたら優勝がなくなると思い気負いすぎていた。相手は追い込まれる前に振ってくる。初球から打たせていこうと開き直った」と汗をぬぐった。