ヤクルトからドラフト1位で指名された国学院大・清水昇投手(22=帝京)が29日、神奈川県内の同校で指名あいさつを受けた。伊東昭光編成部長、丸山泰嗣担当スカウトから、小川淳司監督が「縁」と記したドラフト会議IDを手渡された。

伊東編成部長から「素材がいいのもそうだけど、勝てる投手。レベルの高い東都で勝てる投手。ボールを操れるし、試合をつくれる投手とみて指名しました」と絶賛された清水の主な一問一答は、次の通り。

-心境

清水 指名あいさつをしていただいて、やっと指名していただいたと感じています。根尾君、藤原君、上茶谷君に甲斐野君と、この代の注目選手がたくさんいる中で、最後に指名していただいてありがたいです。周りの(1位指名)11人に負けないように、開幕1軍を目指して頑張りたい。希望や勇気を与えられるように。応援していただければと思っています。

-ヤクルトからは、どのような話を

清水 開幕1軍、ローテーションを狙ってくれと言われました。シンプルに目指して頑張りたいと思いました。

-自分の長所

清水 強気な投球が持ち味です。(球種は)何が通用するか分からないので、いろんなボールを試しながらやっていきたい。

-目標の投手

清水 セ・リーグだと(巨人)菅野投手。偉大な投手ですので、菅野投手のような投手になりたいと思っています。

-対戦したい打者

清水 パ・リーグですが、高校(帝京)の先輩の中村晃さんや杉谷さん。帝京の偉大な先輩方と対戦したいです。

-1年目の目標の数字

清水 2ケタ勝利を狙えればいいなと思っています。