阪神は14日、2018年度若林忠志賞に、北條史也内野手の受賞が決定したと発表した。球団関係者は「北條史也選手は、入団年から毎年シーズンオフに障害児入所施設や母子医療施設などを訪問し、社会貢献活動を行っています。社会貢献活動に取り組むその姿勢は、プロ野球選手の模範として良き手本となり、今後のより積極的な活動を期待され選出されました」と説明した。

阪神は、2011年度より、継続的に社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰する制度を設けている。球団創成期からエースとして活躍し、グラウンド外でも、社会貢献活動並びファンサービスにおいてプロ野球選手としてパイオニアであった球団OBの故若林忠志氏の功績をたたえ、この賞を「若林忠志賞」と命名している。授与式は球団納会の日(11月21日)に行う予定。