ヤクルトは1勝2敗で広島に負け越した。昨年のパワプロ全国大会王者の「マエピー」は「ゴジラ」に惜敗し、開幕戦から痛い連敗となった。

初回に広島4番の鈴木誠也外野手の適時二塁打で先制を許した。その後再び集中し、2回以降無失点に抑えたが打線が沈黙した。「最初から打てる雰囲気がなかった。キャプテンとして申し訳ない」と下を向いた。

1勝が遠い。「先週の方が力を入れずにできた。先週の負けでさらに堅くなってしまった。会場でやると想像以上に堅くなってしまう」と昨年覇者の重圧に押しつぶされた。試合中にはヘッドホンから音が聞こえにくくなるアクシデントに見舞われ「ゲームの世界に入り込むために、外の音を遮りたいのですが…」と困惑。運にも見放された。

次節は翌週、DeNAとの一戦が控える。「後がない状態。平常心でやれば、勝てる余地はあると思うので頑張りたい」と力を込めた。