西武武隈祥太投手(29)が3日、メットライフドームで契約更改交渉を行い、650万円ダウンの年俸6350万円でサインした。

今季は35試合登板と、昨季の58試合から減らした。成績も、1勝2敗、防御率6・37で、不安定な投球が目立った。「(渡辺)SDから『優勝したのに、心から喜べない感じがあるよな』と言われました。僕も、それだけが今年1年の心残りです」と話した。

うまくいかなかった原因を「年です。若い時は普通に出来ていたのが、疲れが抜けない。シーズン中から一応、気にしてましたが。来年は30歳。考え直さないと」と話した。

そこで、年内はノースロー調整でいく。「今年は投げません。休んでリフレッシュできるかは分かりませんが、今までやっていなかったことをやります。トレーニングは継続しています。シーズン中、肩肘の違和感があったので、休んでみようと思います」と、意図を説明した。(金額は推定)