西武十亀剣投手(31)が3日、“独り立ち”を宣言した。

メットライフドームで契約更改交渉を行い、900万円ダウンの年俸5100万円でサイン。今季は開幕ローテに入っていたが、負けが先行。7月には2軍再調整も味わった。「シーズンは良い入りができたけど、途中、終盤と仕事が出来なかった。来年の課題にできれば」と話した。

オフは、ヤクルト館山と一緒にトレーニングしてきたが、今回からは「独り立ちします」。館山とは別に、来年1月にハワイで行う。今季限りで西武を戦力外となった藤沢と一緒に行く。「野球を続けると言っていたので」と、コンビでトレーニングを積む。

順調にいけば、来季で国内FA権を取得するが「権利は監督、チームのおかげ。それ自体は、どうこうは考えていません。仕事しないと、取ったところで」と、現時点では考えに入れていない。それよりも「2ケタ(勝利)は大前提。イニングも1人でも多く投げて、中継ぎの負担を減らさないといけない」と、来季への意気込みを強調した。(金額は推定)