ソフトバンク和田毅投手(37)が18日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉を行い、4億円から野球協約の減額制限(年俸1億円超は40%以内)を大幅に超える3億円ダウンの年俸1億円プラス出来高でサインした。

ソフトバンク球団では、10年オフに松中が2億円減で更改したが、和田の3億円減は松中を上回る球団史上最大のダウンとなった。

和田はメジャーから日本球界に復帰した16年に3年12億円の契約を結び、古巣ソフトバンクへ復帰。16年は15勝5敗、防御率3・04でエースとしての働きを見せたが、17年は8試合で4勝。キャンプで左肩を痛めた今季は1軍登板はなかった。

「だいぶ下がりましたね。今年1年何もしていないのに、球団からは戦力として計算していただいている。契約してもらった。決して安い額ではない。期待していただいていると受け取って、やるしかない」。現在、肩は回復しており、ブルペンで立ち投げを行っている。1月は長崎で自主トレを行う予定。(金額は推定)