16安打11失点の大敗の中、楽天平石監督が細部の徹底を求めた。

3回1死二塁から左前打で先制された場面。本塁に投げても間に合わないタイミングだったが、左翼島内の返球が高く浮いて打者走者の二塁進塁を許し、複数失点につながった。

「石橋も(状態は)良くなかったが、また得点圏に進んだことでプレッシャーをかけた」。打線も種市の前に7回で散発3安打10三振。指揮官は「フォークのキレ、精度ともに今までの対戦で一番だったと思うが、真っすぐと(狙いが)どっちつかずになってしまった」と振り返った。