日本ハムの新外国人ドリュー・バーヘイゲン投手(29=タイガース)が30日、成田空港着の便で来日した。半袖Tシャツにキャップ姿。口にはひげを蓄えやって来た198センチの長身右腕は、長旅の疲れも見せず、「(オフのトレーニングで)フォーカスしたのは体のコンディショニング。長いシーズンを戦えるようなスタミナ、筋力増強に取り組んだ」と話した。

最速158キロの直球とシンカー、パワーカーブなど多彩な変化球を武器に、メジャーでは127試合に登板し10勝を挙げている。すでに8度ほどブルペン入りしているといい「ほぼストレートしか投げていないけど、変化球も投げられる段階までは来ている」と準備は整っている。

日本で楽しみなことを問われると「食べ物が楽しみ。ラーメンとすしが食べたい」と笑顔で即答。「これまで周りから勤勉で常にベストを尽くす性格だと言われてきた。それと同じイメージでやりたい」。4年ぶりのV奪回を目指すチームの戦力となる。【山崎純一】