ソフトバンクが開幕に向けたラストサバイバルに突入する。8日、横浜でのDeNA戦が雨天中止となり、横浜スタジアムで練習後に福岡へ移動。1試合減ったため、急きょ9日の練習に紅白戦を組み込んだ。工藤監督は「そこでまた調整してもらうことになる」と説明。言葉は優しかったが「(13日からの)オープン戦ラスト3試合は本番想定の開幕メンバーで臨みたい」と話していただけに、そこまでの巨人2連戦を含めた“3試合”には開幕1軍生き残りが懸かっている。
開幕ローテーションは東浜とマット・ムーア投手(30=タイガース)、バンデンハーク、和田、石川の5人が当確。本来ならばDeNA戦は二保と松本が登板し、残り1枠を巡る「テスト」になるはずだった。仕切り直しの紅白戦は4回を予定。この2人のために設定した意味合いが濃く、分かれて先発するガチンコ対決となる。結果を残した方が1歩リードする。
サバイバルは野手も同じだ。森ヘッドコーチは「これから難しい選手の絞り込みをしないといけない。紅白戦とオープン戦の3試合はサバイバルになる」と話した。当落線上のドラフト1位佐藤直樹外野手(21=JR西日本)と同5位柳町達外野手(22=慶大)の新人2人と、育成リチャードら若手にとっては最後のアピールの場となる。紅白戦の結果次第ではいきなり「絞り込み」が行われる可能性もあり、佐藤は「しっかりアピールしていかないといけない。やるしかないです」と口元を引き締めた。
2軍調整中の内川、柳田らは早くて13日からのオープン戦から合流予定。それまでの“3試合”は開幕ローテ争い、若手野手の開幕1軍争い、それぞれの最終章となる。【浦田由紀夫】



