セ・リーグはヤクルト以外はどこが優勝してもおかしくない。実力的に抜きんでたチームがないから、面白いペナントになると思う。

その中でも優勝候補の筆頭はDeNA。戦力的に一番整っていて、普通にケガ人が出ずに戦えれば勝てると思う。強いて言うなら、攻撃陣が本塁打でしか点が取れないようなところがある。ちゃんとした作戦のもとで野球をやらないと、エース級の投手が出てきたときに点が取れない。小技を使ったり、本塁打以外でも点が取れるバリエーションを増やしたいところだ。

2位に予想した阪神は投手陣にも若い選手がそこそこ出てきているし、楽しみなチーム。あとは外国人が働いてくれれば優勝争いに加われるだろう。そしてキーマンになるのが藤浪。2軍調整中で右胸に「軽度の筋挫傷」を患っているようだが、適切な時期に1軍に上がって活躍してくれることを期待している。藤浪がきちんとローテーションで回れれば、さらにチームは強化される。

巨人は先発投手の出来がカギ。エース菅野は腰痛に苦しんだ去年のようなことはないと思う。フォームを変えたようだが、トップのところからの部分は変わっていないから、そこへ持っていくまでの体重移動やため方の部分を変えたのだと思う。彼なりに考えてやったことだと思うので、シーズン中にどういう投球をするか注目したい。(日刊スポーツ評論家)