元ヤクルトの宮本慎也氏(49=日刊スポーツ評論家)が16日、野球ギア「キレダス」を製作したスマイルプランナーの社員と同製品を体験した。

発売から約6カ月、子供たちをはじめ、アマチュア、プロと幅広く使用。球速アップや回転数の増加など、目に見える変化の声が寄せられる。宮本氏の長男も使用し、効果を実感。遊撃手、三塁手でゴールデングラブ賞を10度獲得した守備の職人は「コントロールが安定しますよね。再現性も高くなると思います」と感想を口にした。

幼いころ、宮本氏はメンコや川での石投げなど、遊びの中から投げる感覚を覚えたという。イップスや送球難に苦しむ子どもたちと接した経験を踏まえ「ボールをうまく投げられない人はいろんなものを使って、遊び感覚でやればいいかなと思います。僕の小さい時で言えばメンコ。キレダスも遊びと思ってやればいいのかなと。きれいに投げるにはどうすればいいかを考えると思いますし、考える力も身に付くのかなと思います」と太鼓判を押した。