不振のロッテ安田に“本拠地復調指令”が出た。チームはキャンプから続いた遠征を終え、5日の練習からZOZOマリンに戻る。井口監督は「ようやくマリンに帰れるんでね。打ち込みもできますし、その中で修正して、何とか本来の調子を戻してほしい」とハッパを掛けた。

昨季4番を務めた安田は、2月の練習試合10試合で打率1割6分1厘に低迷。3月に入ってからのオリックスとのオープン戦も、2試合で8打数無安打に沈黙し、2戦目は6回の守備からベンチに下げられた。新4番の山口や藤原、ドラフト3位の小川龍成内野手(22=国学院大)ら若手はアピールを続けている。井口監督は「みんな状態はいいと思います。1人心配なのがいますけど」と安田を気に掛けていた。

6日の西武戦以降は、同じ三塁手のレアードも1軍に合流する。腰の手術明けのため、助っ人はまず指名打者での実戦復帰になる見込み。開幕までに自分の手で、定位置をつかみ取る。

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