DeNAは7日、平良拳太郎投手(25)が横浜市内の病院で右肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術(トミー・ジョン手術)を行い、無事終了したと発表した。平良は球団を通じ「右肘の手術をすることに決めました。すごく悩みましたが、自分の中で悔いの残らない決断ができたと思います。リハビリをしっかり行い、ファンのみなさまの前で早く投げられるように1日1日を大切に頑張っていきたいと思います」とコメントを出した。

平良は今季、開幕3戦目の巨人戦(東京ドーム)に先発した。5回を完全投球も、6回の最初の打者に二塁打を打たれ、右肘の張りで交代した。登録抹消後、4月8日に1軍に復帰し中日戦(バンテリンドーム)で5回1失点と好投したが、翌日に右肘の張りで登録抹消された。

2軍では5月16日ヤクルト戦(横須賀)で実戦復帰し、3回無失点だった。23日西武戦(カーミニーク)では4回72球を投げ、4安打3失点だった。

手術の報告を受けた木塚投手コーチは「本人もいろいろと即決というわけはいかず、悩みに悩み抜いて、いろいろな方と相談した上で決断したと思う。心身ともにこれを乗り越えて、強くなってマウンドに戻ってきてもらえたらと思います」と願った。