侍ジャパンは16日、都内ホテルで東京オリンピック(五輪)内定選手発表会見を行った。

捕手は2人制。非常時には栗原が「3人目」に変貌する。外野手を主に務め、一、三塁手もこなすが、所属先では捕手登録で今季も含めて5年連続でマスクをかぶっている。故障で選出されなかった外崎に匹敵するユーティリティー性を発揮する。

浅村は楽天では二塁手もプレミア12では一塁手を守り、西武時代の13年にはゴールデングラブ賞も受賞したポジション。菊池涼、坂本の二遊間は説明不要だろう。長らく不在だった正三塁手は、守備でも今季失策2個と課題が向上している村上がホットコーナーを守る。山田は二塁手に加え、一、三塁手もカバー。遊撃手は本職である必要性が高く、球界屈指の守備力を誇る源田が備える。

外野は中堅手の柳田、右翼手の鈴木誠は強肩で守備範囲も広い。左翼手は吉田正と近藤の選択肢になる。栗原は両翼を守り、捕手出身で肩も強い。