阪神佐藤輝明内野手(22)が、この日も元気に5番・右翼でスタメンに名を連ねた。

前日24日の中日戦(バンテリンドーム)での7回の打席で、空振り三振した時の右腕山本の内角低めスライダーが左膝を直撃。苦悶(くもん)の表情でベンチへ下がり、その裏の守りから江越と交代していた。

名古屋からの移動ゲームとなったこの日、佐藤輝は試合前練習から明るい表情で汗を流した。フリー打撃では35スイングで右翼席中段にたたき込むなど3発の柵越えを放った。

前日の中日戦では4打数無安打だったが、6月は試合開始前までで18試合、打率3割2分9厘(70打数23安打)、6本塁打、9打点と絶好調。20号本塁打が出れば、プロ野球新人左打者で歴代1位の1946年(昭21)大下弘(セネタース)に並ぶ。