“丸シフト”をセーフティーバントで突破した。

巨人丸佳浩外野手(32)の3回先頭の第2打席。ヤクルトは遊撃手元山が二塁ベースやや右に、二塁手山田が一、二塁間を深く守り、三塁手村上を本来の遊撃のポジションに置く大胆な“丸シフト”を敷いた。

丸はシフトの弱点を突くべく、ヤクルト小川の141キロカットボールを三塁側にセーフティーバント。小川が素早く拾って送球するも丸の快足が勝り、一塁はセーフ。先頭打者の出塁に成功した。続く岡本和の四球、坂本の中前適時打で勝ち越し点につなげた。