巨人原辰徳監督(63)が、今季108試合目で初めて、スタメン捕手に岸田を起用した。今季は試合前の時点で、大城の76試合を筆頭に、楽天に移籍した炭谷が18試合、小林が13試合にスタメン出場。岸田は15試合に途中出場したのみだったが、2分けを挟み4連敗で迎えた一戦で動いた。

今季初スタメンに結果で応えた。4回、1点を返し、なおも2死三塁から、DeNA坂本の変化球を中前へ。「初スタメンのチャンスをいただけたので、どんな形でも何としてもチームに貢献したいという一心でした」と今季初安打で今季初打点をマークし、拳を握った。

原監督は「岸田も良かったですね。思い切って、立ち上がりこそ点は取られましたけど、非常に攻撃的に、攻撃の面でもバッティングの部分でもね、良かったと思いますね」と評価した。