かつての指名漏れを糧とし、プロ入りをかなえた選手たちも歓喜した。佐渡島出身初のプロ野球選手を目指した桐蔭横浜大・菊地大稀投手(4年)は、佐渡高でプロ志望届を提出するも指名漏れし、育成ドラフト6位で巨人から指名された。

京産大・北山亘基投手(4年)は京都成章高でプロ志望届を提出するも指名漏れし、日本ハムからドラフト8位で指名された。

火の国サラマンダーズ・石森大誠投手(23)は、東北公益文科大時代に指名漏れしたが、中日からドラフト3位で指名された。

BC石川・高木竜星投手(19)は、遊学館時代にプロ志望届を提出するも指名漏れし、巨人から育成ドラフト2位で指名された。

社会人では昨年、候補に挙がりながら、指名がなかったホンダ鈴鹿・松本竜也投手(22=智弁学園)が広島6位、NTT東日本・上川畑大悟内野手(24=日大)が日本ハム9位、NTT西日本・野村勇内野手(24=拓大)がソフトバンク4位、TDK・小木田敦也投手(23=角館)がオリックス7位で指名された。