3連覇を逃した巨人の3位以下が確定した。エース菅野が7回2失点の粘投も、9回1死二、三塁のサヨナラ機で吉川と松原が連続三振。27年ぶりの8試合連続2得点以下で引き分け、前日の優勝に続いて2位の可能性まで完全消滅した。原監督は両手をたたいて「何とか、こうコンタクトしてくれたらというのはあったけど、三振、三振」と話した。

投打のかみ合わない、もどかしい戦いが続く。先発投手が13試合ぶりに7回を投げきっても、白星にはつながらなかった。残る目標は3位でのCS進出のみ。最後のイスを争う広島とのゲーム差は5・5。7連敗でストップさせれば、最短16日の3位確定に光が差し込んでくる。

▽巨人菅野(7回8安打も2失点の粘投)「試合の中で大城と『球数が多くなっても丁寧に投げていこう』と話をしました。今日は粘って7回を無四球で投げることができたのは収穫のある登板でした。先発としての仕事はできたのかなと思います」