ロッテがオリックス山本由伸投手(23)に完封され、0-1でCSファイナルステージ初戦を落とした。11日の第2戦に敗れると、オリックスに日本シリーズ進出への王手をかけられる。

11日はオリックス田嶋大樹投手(25)に立ち向かう。対田嶋の今季のチーム打率は1割9分4厘で、パ5球団でワーストになる。ただロッテは今季すでに田嶋と7度対戦し、多くの打者が慣れ始めているのは好材料だ。

この日も2安打した1番荻野貴司外野手(36)は、10月12日の最も直近の対戦ではサイクル安打にリーチをかける3安打。同試合ではレアードも本塁打を放ち、山口やエチェバリアなど、それまで苦戦気味だった打者にも安打が生まれている。

10日は約半年ぶりの対戦となった山本に、カーブも交えながら的を外された。シーズン最後に、何度もやられた田嶋を攻略したい。