今季限りで現役を引退した松坂大輔投手(41)の引退セレモニーが4日、西武のファン感謝イベントで開催された。メットライフドームのマウンドに笑顔で登場。続々と届いたビデオメッセージを見届けると、花束贈呈には俳優の妻夫木聡が登場し、驚かせた。同じ80年生まれの松坂世代として、メッセージを届けた。

「松坂選手の友人代表としてひと言お時間ください。マツ本当に23年間お疲れさまでした。僕たち1980年生まれは、みなさんご存じの通り、松坂世代と言われています。その名の通り僕らはずっと松坂の背中を追いかけてました。その背中は会うたびにどんどん大きくなっていきました。そんなアナタが引退を迎えるということは僕にとってもすごく感慨深いものがあります。アナタは僕にとってヒーローであり夢であり、そして最大のライバルでした。アナタの努力を少しでも近くで見ていた僕にとってはこの日を迎えることが、正直とても悔しいです。悔しい思いもいっぱいしたと思います。でもそんな姿を見せず、自分のために、家族のために、そしてファンのみなさまのために最後まで戦い続けた松坂大輔を僕は誇りに思います。本当に23年間お疲れまでした。ありがとう」