阪神近本光司外野手(27)が15日、東京都内で開催された「NPB AWARDS 2021」で初の最多安打を喜んだ。

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プロ3年目は打率3割1分3厘、10本塁打、50打点で178安打をたたき出した。「打撃のタイトルを取りたいなと思っていた。今年取れてすごくうれしいです。自分の形をしっかり知るということ、また試合に慣れてきたこともあった。少しずつ(状態が)上がってきた良かったです」

ルーキーイヤーの19年から2年連続で盗塁王。今季は24盗塁でチームメートの中野にタイトルを譲ったが、後輩の初タイトルにも笑顔。「スタートがすごくいい選手なので。準備の段階での研究だったり、1、2番でコンビも組んでいるので、状況とか投手のタイプとかしっかり話しながら試合に入っていました」と振り返った。