ソフトバンクのドラフト1位風間球打投手(18=ノースアジア大明桜)が、エースの存在感を目の当たりにし、プロ意識をさらに高めた。25日、福岡・筑後市のファーム施設で、千賀のキャッチボール、ブルペン投球を見学。「軽く投げていたけど、勢いが違うと思った」。最速157キロを誇る超高校級右腕にとっても、エース千賀は別格。「(キャッチボールで)届かないと思った球がしっかり胸に届いて。全身の力がしっかり伝わっていると思った」。18歳の視線は、球界を代表する右腕にくぎ付けとなった。

ファーム施設の食堂で千賀にあいさつし、体格の違いも実感。「一回り体がでかい。馬の体のよう。僕はまだ子猫ちゃんくらいです」。もちろん、見ほれるばかりではない。千賀の代名詞「お化けフォーク」に「(フォークは)自分も得意な方。もう一段階上げていければ。自分の方が落ちるように頑張りたい」とお化け超えも誓った。