阪神が10得点の猛攻で首位巨人を逆転で下し、今季初の5連勝を決めた。同点で迎えた7回に押し出し四球で勝ち越すと、中野拓夢内野手(25)がダメ押しの2点適時打を放つなど6点を奪うビッグイニング。今季9勝のうち、宿敵から4勝。3カード連続で勝ち越し、勝率は3割を突破した。開幕からどん底に沈んでいたチームが、軌道に乗ってきた。さあ、5月反攻だ!

阪神の5連勝は、昨年10月1日中日戦から同6日DeNA戦での5連勝以来。今季通算9勝20敗1分けで勝率を3割1分とし、初めて3割に乗せた。もっとも30試合消化時点では、91年の2割3分3厘(7勝23敗)に続き球団ワースト2位。