阪神佐藤輝明内野手(23)が、今季初の1試合2本塁打を放った。佐藤輝の1試合複数本塁打は、昨年5月28日西武戦で3発、同8月17日DeNA戦で2発放ったのに続き、プロ3度目。
横浜は大好きな球場だ。昨季は特大の場外弾を打ち込み、今季はこの日の試合を終え驚異の打率5割。もちろん、今季の球場別打率トップだ。得意舞台で5月初アーチを放ち、一気に量産態勢に入った。
前日14日には、同期入団の中野拓夢内野手(25)がプロ初の2発。その活躍に刺激を受けるかのように、2年目の大砲が勝利の立役者となった。
先発のアーロン・ウィルカーソン投手(32)は、約1カ月ぶりの勝利で今季2勝目。チームは前回の敵地同カードで3連敗を喫していたが、2連勝で借りを返した。これで5位DeNAと2.5差。最下位脱出が見えてきた。
試合後の佐藤輝の一問一答は以下の通り。
-5月に入って初のアーチ。それも2本出た
「早く打ちたいと思っていましたし、2本出てよかったです」
-1本目、よく飛んだ
「しっかり狙いを絞って、一発で仕留められたのでよかったです」
-1打席の凡退が布石に
「しっかり真っすぐに合わせて、あの打席は振りにいけたのでよかったです」
-2本目は
「いったかな~と思ったんですけど、ギリギリだったんで、パワー不足ですかね」
-久しぶりに1試合2本
「いっぱい打てばチームも勝てるので、もっとこういう試合を増やしていきたい」
-昨日は中野が2発。意識はしたか
「ちょっとありましたね、はい。負けてられないなっていう」
-中野と何か話は
「ホームラン数も迫られたので、今日で離せてよかったです」
-3本目は狙っていた
「特になかったですけど、凡退してしまったので練習します」
-巻き返しへ
「野手の方で点を取って勝ちたいと思います」
-今後も本塁打を期待していいか
「はい、頑張ります!」