日本ハム杉谷拳士内野手(31)がファンの期待に応える適時打を放った。4回無死満塁で右前適時打。BIGBOSSもガッツポーズをすると、続く帝京野球部の後輩、松本剛外野手(28)も魂の適時打で続いた。杉谷は「ファンの皆様に選んでいただいたスタメンで、ファンの皆様のパワーがバットに乗り移ってくれました。魂!」とコメントした。

この日は試合前の新庄剛志監督(50)のインスタライブでファンの意見が尊重されて「9番二塁」でスタメン出場。2試合連続で“リスペクト登場曲”を使用した。1-1の2回1死二、三塁の場面での第1打席は、20年に帝京野球部の大先輩、とんねるず石橋貴明(60)がYouTubeチャンネル内で制作した応援曲で登場。結果は遊ゴロだったが、きっちりと三塁走者を本塁に生還させて今季初打点を挙げていた。

28日の試合では9回に代打起用され、ビーグルクルーの「My HERO」を登場曲として流した。昨季途中まで同僚だった巨人中田翔内野手(33)が日本ハム時代の14年から現在まで登場曲としている、ファンにはおなじみの楽曲で場内から大きな拍手が送られた。試合後のヒーローインタビューに登場した中田も「守備に集中していましたし、まあ別にあまりうれしくもないですけど」と、あえて“杉谷いじり”で場内を沸かせた。その後、中田は「知ってましたよ、実際。うれしかった」と、笑顔を見せていた。

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