広島中村奨成がおよそ1年ぶりにマスクをかぶった。左翼でスタメン出場したが、6回から21年6月16日の日本ハム戦以来となる捕手へシート変更。9回には2つの盗塁を許した。マルチ安打と活躍もしたが、課題を残す捕手4イニングとなった。佐々岡監督も中村奨を含めて「キャッチャーの送球がなかなかできていないというのは頭が痛いところ」と嘆いた。

○…先発遠藤が5回8安打3失点で、4敗目を喫した。2回に日本ハム万波に先制ソロを浴び、0-2の5回2死一、三塁でも万波に左前適時打を打たれて点差を広げられた。「5回に打たれたところは反省しないといけない。高めに抜けるボールが多かった」。前回5月25日ロッテ戦では交流戦初先発で3勝目を挙げたが、2週連続白星はならなかった。

○…堂林がチーム32イニングぶりとなる適時打を放った。3点を追う7回。相手ミスも絡み2死一、二塁のチャンスで打席へ。初球の低め変化球を投手の足元を抜く中前打とし、一時は2点差に迫る適時打を放った。「前の打席やられていたのでなんとかまず1点かえすことができて良かった」。前打席は2死一、三塁で空振り三振。適時打で悔しさを払った。日本ハム戦は通算30打数10安打、打率3割と好相性だ。

広島ニュース一覧はコチラ>>