昨年本大会に初出場した北海道ガスが航空自衛隊千歳を13安打13得点の7回コールドで下し、好発進した。

3番に入った新人の佐藤槙平(22=城西国際大、白樺学園)が初回に先制3ランを放ち、チームを勢いづけた。佐藤は「しっかり振ることを意識していた。先制出来たが、エラーしたり、チャンスで併殺に終わった場面もあったのでプラスマイナス以下です」と振り返った。

7回にダメ押しの3ランでコールド勝ちを決めた4番寺田和史(26=東北福祉大)は「しばらくチームに右の大砲がいなかったので頼もしい。打線がいい感じに振れるようになってきた」とルーキーの活躍に感謝した。

東海林寛大(26=日大、札幌日大)にも初回2ランが飛び出すなど好調な打線に清水隆一監督(62)は「まさか3本も本塁打を打つとは思わなかった。初戦ということもあって緊張もあったが、佐藤の3ランで解けた。今まで得点力が課題だったがチームイメージが変わったようだ」と目を細めた。

4日はJR北海道クラブに競り勝った日本製鉄室蘭シャークスと対戦。本大会出場への大一番を迎える。

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