阪神陽川尚将内野手が先制ソロでウエスタン・リーグ12連勝に導いた。

オリックス戦(鳴尾浜)の2回1死、佐藤の146キロを左中間ネットに突き刺した。「ビッグフライ陽川さん、スゴイもつけて、スゴーイ! ネットがなかったら関空まで行ってるんじゃない? 飛行機の駐機所も危なかったよ。それぐらいの火の出るような当たりっちゅうのは、ああいうことやな」。リーグトップに並ぶ豪快な6号アーチを平田2軍監督は大絶賛だった。

ファーム日本一となった昨季はファーム新の18連勝を記録しており、あと6に迫った。前日7日に3安打の高寺がこの日1軍昇格。上半身のコンディション不良で戦列を離れていた前川も実戦復帰しており、1軍昇格をかけた競争は激しくなるばかり。陽川は「どこでチャンスが巡ってくるか分からない。練習から課題に取り組んでやっていく」と引き締めた。

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