阪神が今季14度目の0封負けで連勝は6でストップした。先発の西純矢投手(20)は4回に無死満塁から二ゴロの間に失った1点だけで7回まで投げきったが、打線が援護できなかった。ヤクルトが勝ったため交流戦首位から2位へ後退した。試合後の矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

-先発の西純は最少失点で

「ちょっと点を取られたところは四球とかは、あったりもしたけど。1点で切り抜けられたっていうのはナイスピッチングだったし。走者を出してから落ち着いて(坂本)誠志郎としっかりやろうとしていることを結果としてはやれたから1点でいけたのかなと。あの後も7回までしっかりいけたというのも含めて、ナイスピッチングだったと思います」

-決して調子が良いわけではなさそうだった

「まあベストというかね、何回かの中の一番いい投球というか調子ではなかったと思う」

-その中でこの投球ができた

「年間の中で、いつも絶好調ということはないんで、自分の基準を上げるというところを、これからしていかないと体も疲れてきたり、相手も慣れてきたり研究されたりする中で、どう抑えていくかがこれからプロで大事になる。そういうところの引き出しというか、そういう経験から学んでいってくれたらと思います」

-4回1死満塁でマウンド手前にトレーナーやコーチも集まったところは?

「全然、何もないけど。なんかコンディションが悪いとかあるのかなと思ったけど、何もなかったんで」

-相手投手陣にいい投球をされた

「あれだけいいコースに投げられたらそんな簡単じゃないけど、まあ、ねえ。なんとか点取ろうという形の中での攻撃だから。もちろん悠輔(大山)の(8回1死満塁の)場面もね、一番いいところで回ったんでね。これはもう、交流戦で悠輔は頑張ってくれているし、毎回毎回打てるわけじゃないからね。う~ん、もちろん点取りたかったし、勝ちたかったけど、そういうのも受け止めていかなあかん試合かなと思います」

-この日昇格の高寺を即8番二塁でスタメン

「いや、落ち着いてやっていたんじゃないの。自分が初出場の時はこんな落ち着いてプレーできたかなと思うけど。しっかり落ち着いて、高卒2年目とは思えない感じで初球から打ちにいったり、来たゴロもしっかりさばけたり。たいしたもんじゃないかなと思います」

-終盤チャンス(7回2死二塁)の場面でもそのまま打席に行かせた

「行かせたっていうか別にファームから調子がいいから使ってるんで。そんなところで代えるならスタメンから使ってないし」

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