「高津流マネジメント」で好調維持ヤ!

ヤクルト小川泰弘投手(32)が、中10日で21日中日戦(バンテリンドーム)に先発する。自身4連勝がかかるリーグ戦再開後初のマウンドへ「もう1度、新たな気持ちで。スタートから全力でいけるように」と静かに闘志を燃やした。

ここ6登板は中6日以上と中6日を交互に繰り返し、すべて7回以上を自責点2以内に抑える「ハイクオリティー・スタート」を達成している。選手に適度な休養を与えてリスク管理する「高津流-」で好調を維持する右腕は「休養があるのは、すごくありがたいこと。しっかり長く投げたいという責任感もあります」と、今回も長いイニングを投げ抜く決意。

今季中日戦は2試合で0勝2敗、防御率3・27と勝ち星こそないが、「広い球場でもあるし、大胆にしっかり攻めて、野手にリズムを持ってこれるようにしたい」。現在チームは破竹の8連勝中でリーグ首位を独走中。週末には2位巨人との対戦も控える。休養十分のエースが攻めの投球で竜退治を果たし、さらなる勢いをもたらす。【鈴木正章】

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