広島に新加入した秋山翔吾外野手(34)が、2軍ウエスタン・リーグ中日戦(由宇)に出場し、日本球界に“復帰”した。

「3番左翼」で出場。試合前には中日福留孝介外野手(45)と話し込む場面もあった。

第1打席は中日先発左腕、橋本侑樹投手(24)と対戦。0-0の1回1死一塁カウント1-0から外角の140キロ直球を芯で捉えた。左中間フェンスに1バウンドで直撃する適時二塁打。先制打で1打席目を終えた。その後は暴投で三塁進塁。長野久義外野手(37)の中前適時打で本塁に生還した。

第2打席も橋本と対戦。2-1の3回1死一塁カウント3-2から外角124キロスライダーを見極め、四球。

5回表の守備から正随優弥外野手(26)と交代した。

“復帰”戦は2打席1打数1安打1打点1四球だった。

秋山の実戦出場は6月3日が最後。パドレス傘下3Aエルパソ所属時のエンゼルス傘下3Aソルトレーク戦。そのときは4打席で1安打だった。

最後に日本球界でプレーしたのは2019年10月13日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ、ソフトバンク戦(メットライフドーム)。実に993日ぶりのNPB戦となった。