楽天内田靖人内野手(27)が、待望の今季初安打を放った。

4点を追う6回2死一、三塁で代打で登場。ロメロに対し、初球からスイングをしかけ、3球連続のファウル。カウント2ストライクからの4球目、外角低めいっぱいの153キロ直球を右前に運び、適時打となった。今季13打席目で待望の1打。「ここまで打席をもらっていたんですけど、結果が出ていなかったですからね。チャンスで結果が出て良かったです。1本出たので、これからも1打席1打席を大事に、しっかり結果を出せるように頑張ります」と胸をなで下ろした。

7月2日に今季初めて出場選手登録され、同日の今季初打席で右犠飛を放ったが、無安打が続いた。同14日に登録抹消された。24日に、銀次、山崎が特例2022によって抹消され、代替指名選手として1軍復帰。ようやく結果が出た。

28日にはDeNAから同じ右の内野手の伊藤裕季也がトレードで加入。1軍定着へ、勝負の夏を迎えている。

代行で指揮を執る真喜志ヘッドコーチは「なかなか出る機会ない中で、ああやってあそこでチャンスもらって結果を出してくれれば、次のチャンスを与えることできるのかなと思う」と評価した。