日本ハム佐藤龍世内野手(25)と西武山田遥楓内野手(26)の1対1の交換トレードが成立したことが2日、両球団から発表された。

佐藤は18年ドラフト7位で西武に入団。21年8月にトレードで日本ハムに移籍し、再び古巣に戻ることになった。新庄剛志監督が率いるチームは、阪神から斎藤友貴哉投手と江越大賀外野手を、渡辺諒内野手、高浜祐仁内野手との2対2の交換トレードで獲得。今オフ2件目のトレードとなった。

山田は14年ドラフト5位で西武に入団。内野の複数ポジションをこなせるユーティリティープレーヤーで、今季は74試合に出場し、打率2割、0本塁打、9打点だった。

◆佐藤龍世(さとう・りゅうせい)1997年(平9)1月15日、北海道・厚岸町生まれ。北海では甲子園出場なし。富士大では3年春に首位打者、本塁打王、同年秋に打点王。18年ドラフト7位で西武入団。19年3月29日ソフトバンク戦でプロ初出場。21年8月に木村文紀外野手とともに、公文克彦投手、平沼翔太内野手との2対2の交換トレードで日本ハムに移籍。今季推定年俸980万円。174センチ、90キロ。右投げ右打ち。

◆山田遥楓(やまだ・はるか)1996年(平8)9月30日、佐賀県生まれ。佐賀工では遊撃手兼投手。3年夏に佐賀大会決勝で佐賀北に延長10回2-3で敗れ、甲子園出場なし。14年ドラフト5位で西武入団。プロ通算198試合に出場し、打率1割8分8厘、1本塁打、29打点。今季推定年俸1240万円。180センチ、84キロ。右投げ右打ち。