今季限りで現役を引退した糸井嘉男氏(41)が始球式を務め、侍ジャパン佐藤輝明内野手(23)に「7番後継指令」を出した。

佐藤輝は今シリーズ、糸井氏が現役時代に背負った背番号7を着用している。この日、9番を背負った糸井氏は「お前、ユニホーム替えろ、と(言った)」と笑顔。「ま、でも似合ってますよね。見ててかっこいい」とうなずき、「来年から7番にすれば。タイガースでも7番にすればいいのに」と注文した。

試合前には近本、佐藤輝、中野、湯浅の阪神メンバーと記念撮影。「これからお前ら年俸交渉やろ、と。俺が行ったるわっていう(話をした)。ハッハッハ!」とまさかの代理人に名乗り。超人節は健在で「来てくれたんで、うれしかったですね」と後輩に感謝した。