広島が、9回に追いつき、勝ち越す劇的な3連勝で2位DeNAにゲーム差なしに肉薄した。

1点を追った9回1死から、坂倉将吾捕手(25)が山崎康晃投手(30)の151キロ速球を捉えて同点の8号ソロ。山崎からの本塁打は5月2日の3号満塁弾以来今季2本目だが「結果的にそうなってるだけで、いい投手なので。必死に打席立ってます」と、懸命に食らいついた。

先発の大瀬良大地投手(32)が、5回まで完全投球。だが6回に相手先発の今永昇太投手(29)にスクイズを決められて1点を失い、援護のないまま7回2安打1失点で降板した。坂倉は「大地さんを援護できなかったので。追いつけてよかったです」と、女房役ならでは思いを一振りに込めた。

9回1死満塁で決勝犠飛を放った代打の会沢翼捕手(35)も「みんなが回してくれて、坂倉が劇的なホームランを打ってくれて、ここで打たなきゃ男じゃないと思った」と、エドウィン・エスコバー投手(31)の154キロ速球を左翼まで運んだ。

この日、新井貴浩監督(46)は、11日巨人戦での死球禍から先発復帰した菊池涼介内野手(33)をプロ12年目で初の4番に入れた。今永攻略に向け「キクがあそこに入るといろいろ動きも出せるので。キクがバッターの時もランナーの時も動きが出せるということで4番に入ってもらった」と、苦心の打線を組んだ。それでも8回までは今永に抑え込まれた大苦戦を、一丸でひっくり返した。

▽広島菊池(11日巨人戦の死球禍から先発復帰し、プロ初の4番に座って1安打)「まずは1試合やりきることができてよかった。(打順は)何も気にしていない。4番目でしょ」

【動画】広島坂倉将吾あと2死で敗戦の土壇場で起死回生8号同点ソロ! 先発大瀬良ガッツポーズ

【関連記事】広島ニュース一覧>>