オイシックスの陽岱鋼外野手(37)が14日、新潟市のハードオフ新潟で入団会見に臨んだ。今季からデザインを一新したオレンジのユニホームに身を包み、金髪姿で会場に登場した。NPBでは過去にゴールデングラブ賞4度、盗塁王を1度獲得するなど、実績は十分。21年以来3年ぶりに日本球界に復帰する新戦力が、さらなる成長を求めて新天地での活躍を誓った。

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ド派手なゴールドが輝いた。日本ハム時代にも背負った背番号「1」のユニホームをまとい、色落ちしていない、きれいな金髪姿で会場に現れた。「オイシックス新潟アルビレックスBCに入団できたことをすごくうれしく思います。今年から2軍戦で、全力で100%の力が出せるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」。

導かれるように新潟入りを決めた。昨秋に「もう1ピースの戦力強化」を図っていた橋上秀樹監督(58)と球団との話し合いで米国でのシーズンを終えていた陽岱鋼をリストアップ。ヤクルト時代の橋上監督の元チームメート、日本ハム稲葉篤紀ゼネラルマネジャー(現2軍監督=51)の橋渡しで直接連絡を取り、契約に至った。陽は「シーズンが終わってから稲葉さんから連絡をもらった。誰にも話してなかったんですけど、橋上監督が話をくれたときには、自分の中ではもう新潟に行こうと決めていた」と入団は即決だったと明かした。

1月に37歳を迎えた。チームからはコーチ兼任の打診もあったというが、あえてプレーヤーの道を選んだ。「ベテランという意識はそんなにない。若い子たちと一緒に野球できることは中身も若くなるし、考え方も変わってくる。毎日1歩1歩積み重ねて、成長にゴールはないんで、もっともっと成長できたらいい」。“魅せる男”が、次は新潟の地で輝きを放つ。【大島享也】

 

◆陽岱鋼(よう・だいかん)1987年1月17日生まれ。台湾出身。福岡第一から05年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。12年から4度のゴールデングラブ賞。13年には盗塁王を獲得。17年に国内FA権を行使し、巨人へ移籍。21年オフに巨人を退団後は米独立リーグ、豪州リーグでプレー。NPB通算成績は1322試合出場、打率2割7分、105本塁打。184センチ、88キロ。右投げ右打ち。背番号1。