昨年の第1代表で35回目の本大会出場を目指すNTT西日本(大阪市)が、56回の出場経験があるパナソニック(門真市)を破り、10年連続の出場に1歩前進した。
今秋ドラフト候補の左腕・伊原陵人投手(23=大商大)が先発登板した。1回2死から二塁打と連続四球で2死満塁とし、押し出し死球を与え先制を許した。しかし、2回からは粘りの投球を続け7回3安打1失点で勝利に貢献した。
打線は4回にスクイズで同点に追いつくと、5回に1死二、三塁から3番天井一輝外野手(23=亜大)が左翼への適時二塁打を放ち2点を勝ち越した。その後も打線がつながり5回に一挙4得点。8回にもプロ注目153キロ右腕の定本拓真投手(23=関大)から3点を奪った。
プロ注目の水島滉陽内野手(23=東京情報大)は3打数1安打2四球。5回にはチャンス拡大に貢献し1番打者の役割を果たした。
水島は「ランナーがいる場面が多かったので、そこは1本出そうとは思って打席に立ってたんですけど、相手のボールもしっかり冷静になって見極められたので、それが結果四球に。それはよかったです」と冷静に語った。
好投した伊原は「なんとか粘れたかなっていうその一言だけです」と振り返り、1回からの気持ちの切り替えに関しては「もう一戦勝負なので、そんなに後に引きずることはないと思う。1人ずつ修正かけたりとか、毎回イニングで気持ちリセットしたりとか、それは毎イニング毎イニングしていることなので」と明かした。
河本泰浩監督(41)は「予選は本当にどうなるかわからないですし、紙一重なので、とにかく1戦1戦というところ。もう一戦必勝、総力戦でっていうぐらいの気持ちで。今日のような入りができれば、またいいゲームができるんじゃないかなと思います」と気を引き締めた。
準決勝では、同日に同球場で行われるニチダイ(京田辺市)対三菱重工West(神戸市・高砂市)の勝者と、6月3日に大阪シティ信用金庫スタジアムで対戦する予定だ。



