ヤクルトの新外国人候補? がゴリゴリに入団をアピールした。

始球式に登板した背番号53は、どこからどう見ても、球団OBでメジャーリーグでも活躍した五十嵐亮太氏(45)。ただ、背番号の上の名前には「JA RUMOI」と見慣れない文字が刻まれていた。五十嵐氏にしか見えない右腕は、やや内寄りの速球を披露。その後、囲み取材に対応した。引退試合以来のマウンドと言い「やっぱり気持ちがいいですね。うん。なかなかね、こういった機会もない中で、ちょっと緊張もありながらなんですけど」と流ちょうな日本語を見せた。

すると、突然自ら切り出した。「ちなみに今日、僕五十嵐って思ってるでしょ。見てください」と背中の文字を見せつけた。そこには、やはり「IGARASHI」ではなく「JA RUMOI」の文字。「ジャルモイ」かと思いきや、「ジェロモイ、ジェロモイ」とドヤ顔で自己紹介を始めた。「新外国人として来ているんです」と続けた。「(登録)枠空いていないかな? 勝ちパターンじゃなくてもいいので、ブルペンが元気になるように」と8連敗中のヤクルトを気遣った。

自称ジェロモイは背番号にちなみ、自己採点は「53点」とした。「まだまだ行けるよっていうところをやっぱり伝えなければいけないので、半分ぐらいの力ですね。(高津)監督にも届くようにね」と笑った。ただ、始球式を見つめた高津監督は渋い表情だったと言う。

勝利から遠ざかっているヤクルトについて話題が及ぶと、そこにはジェロモイではなく、五十嵐氏がいた。「かみ合うかどうかって大事だと思うので。点取ったときは取られてしまうとかね、抑えてる時はなかなか点が入んないっていうっていうのは、シーズン中よくあることなので。何かきっかけさえあれば、それがまた違った方向に行くと思う」と好転を願った。

この日は神宮で北海道・留萌(るもい)の「JAるもい」によるイベント「北海道からあなたの食卓へ。風に愛された道北の地から~JAるもいスペシャルDAY」が開催された。ジェロモイではなく、同氏が北海道・留萌市生まれという縁で抜てきされたようだ。

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