阪神は25日、湯浅京己投手(25)が、「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化切除術」を終え、同日に福島県内の病院を退院したと発表した。湯浅は「今年に入って身体に強い違和感を感じるようになり、悩んだ結果、手術することを決断しました」などとコメントした。

「黄色靱帯骨化症」は、2万人に1人が発症する難病と診断され、同手術を受けたプロ野球選手は、過去にも複数いる。

元ソフトバンクの大隣憲司投手(現ロッテ2軍投手コーチ)は、13年6月に神経を圧迫していた靱帯(じんたい)を削る手術を受けた。発症後は下半身のしびれが抜けず、足の大きさが2倍に感じるほどだったというが、14年7月に408日ぶりに復活登板。同28日の復帰2戦目で先発し、422日ぶりの白星を挙げている。

元巨人の越智大祐投手は、12年6月に手術を受けた。手術することを発表した際、越智は「痛くはないけどひざから下がしびれてまひ状態に近い」と話した。復活を目指したが、その後1軍登板はなく14年限りで現役引退となった。

現役選手では中日福敬登が22年10月末に手術を受け、翌23年5月に戦列に復帰。しびれの再発などもありながら29試合に登板し、1勝12ホールド、防御率2・55の成績を残した。今季は6月下旬に1軍昇格し、ここまで13試合の登板で防御率1・54。

DeNA三嶋一輝投手は、22年8月に手術を受け、翌23年の開幕1軍入り。同4月26日ヤクルト戦で355日ぶりの白星を挙げた。同年は27試合に登板し3勝1敗6ホールド、防御率4・84だった。

ロッテ岩下大輝投手は、23年10月に手術を受けた。左半身がしびれて真っすぐ立てないなどの症状があったが、術後、体は回復して1カ月ほどでトレーニングを再開。今年4月25日ソフトバンク戦復活登板を果たし、1回を3人で無失点に抑えている。

【阪神】湯浅京己、国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」の手術を発表「今年に入って強い違和感」