午前10時30分、東京ドームに「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が静かに幕を開けた。巨人坂本勇人内野手(36)も参会した。
「やっぱり本当にね、今のプロ野球界は毎日たくさんのお客さんが入ってくれている。長嶋さんの功績があったからこそだなっていうのは今日改めて感じましたし、本当に偉大な大先輩のチームに入れて、改めて光栄な気持ちになりました」と、率直な気持ちを語った。
この日の東京ドームには、普段選手たちがグラウンドとして使用する場所に、横49メートル、奥行き10メートル、高さ3.2メートルの国内最大級の祭壇が設置された。遺影は、21年に野球界で初めて文化勲章を受章した際に撮影されたカラー写真で、優しい笑顔を見せる長嶋氏の姿が映し出されている。祭壇には、59年の天覧試合で使用されたバットなども並んだ。
坂本は長嶋氏との初対面の記憶を思い返した。
「本当にイチローさんもおっしゃってましたけど、後光が差しているっていう風に僕も初めてお会いしたときに思いましたし、人生でね、そういう風に感じた人っていうのは、僕は長嶋さんだけだったので。本当にその印象しかないですね」と静かに振り返った。
さらに、長嶋氏の人柄についても語った。「太陽のような人だったみなさん言いますけど、本当にその言葉が一番合うなっていうのはすごく思います」。
チームで長嶋さんのレガシーを受け継いでいく。「常にファンの方を意識してプレーしていたっていうのがいろんな方から聞いているので。ジャイアンツの選手も今後そういうところも意識しながらやっていければいいんじゃないかなって。良い伝統としてつなげていければなと思います」と力を込めた。



