鷹の総帥がリーグ3連覇、2年連続の日本一を期待した。ソフトバンクは13日、都内の竹芝本社で激励会を開催。孫正義オーナー(68)は海外出張で欠席も、ビデオメッセージで登場。約3分間、出席した小久保裕紀監督(54)、横浜遠征メンバーに「人生の中には運のいい時もあれば、悪い時といろいろありますよね。大事なことはチャレンジし続ける、その思いが大切だと思いますね」とエールを送り「また今年の暮れにみんなで大いに優勝という美酒を味わえることを期待しています」と呼びかけた。

過酷で、厳しいビジネス界を生き抜いてきたトップの言葉は重みがある。新選手会長の栗原はしっかり聞き入り、思いを受け止めた。壇上のあいさつで「いい時もあれば、悪い時もあると思います。必ず最後に自分たちが勝って、いい1年にしたいなと思います」と力を込めた。指揮官も「今年も始まるなっていう思いになりますね。勝って恩返しをする。精いっぱいやります」と毎年恒例イベントに参加し、勝利への情熱を駆り立てた。

シーズンインまで2週間を切り、オープン戦も残り7試合。開幕1軍メンバーを懸けたサバイバルもいよいよ大詰めを迎える。小久保監督は「チーム内競争がチームの底上げにつながる。しっかり7試合で見極め、最終的な1軍メンバーを選び、今年の新しいチームで3連覇、2年連続の日本一へスタートしたいと思います」と最善のメンバーで3・27の日本ハムとの開幕戦に臨む。

昨季はリーグ連覇、5年ぶりの日本一を成し遂げ、負け知らずの1年だった。栗原は「やっぱり勝つ喜びはすごくうれしい。勝って過ごしたオフシーズンは気持ちがいいなと感じた」。この日は約250人の社員も集結し、ナインに声援を送った。グループ全体で結束を固め、歓喜のゴールへ再び突き進んでいく。【佐藤究】