プロ20年目の開幕ローテーション入りが決まった。巨人田中将大投手(37)がファーム公式戦の西武戦(Gタウン)に先発し、3回5安打2失点。雨中の難しいコンディションに快投とはいかずも、阿部慎之助監督(47)は「(開幕ローテに)入っています」と明言。4月1日中日戦(バンテリンドーム)を任される見込みとなった。

「去年も知ってるみんなから、言われましたね。『さすがっすね』と」。降板後に、田中将は苦笑した。昨季も2軍戦で雨に降られることがが多かった。びしょぬれになりながらの68球。毎回得点圏に走者を背負い、1回には自らの野選、3回は犠飛で点を失った。

移籍2年目の今季はオープン戦で3登板10イニングで防御率0・00。貴重な最終調整の舞台に悪天候は恨めしいが「内容は良くないですけど、こういうマウンドで、自分でアジャストしようとやれた。次に繰り返したら意味がない」と、長いシーズンの先を見た。

開幕2カード目、第2戦に登板となれば、中日の対戦相手候補は大野か、ドラフト1位ルーキーの中西。同学年の大野とは、21年東京五輪ではチームメートとして金メダルの喜びを分かち合った。昨季は4月3日のバンテリンドームで投げ合い、田中将が5回1失点で勝利投手に。9月21日の同球場では、大野が6回2失点で勝利を挙げた。

昨年は日米通算200勝を達成した。上に並ぶのは201勝の野茂英雄、203勝の黒田博樹、208勝のダルビッシュ有。「順調にきている」と繰り返してきた自信は深い。雨のち晴れ。数々の晴れ舞台が待つプロ20年目が始まる。

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