奮闘の新人を援護できず、開幕2連敗を喫した。
先発はドラフト2位ルーキー桜井頼之介投手(22)。最速150キロ直球に多彩な変化球を交え、広島打線から三振の山を築き、7回1失点(自責0)、9奪三振の堂々投球を見せた。
初回からテンポのよい投球で危なげない立ち上がりを見せたが、7回、この日初めての四球を与えると、安打と自らの犠打処理での悪送球が重なり、1死満塁のピンチを招いた。坂倉に押し出し四球で先制点を許したが、後続を抑え最少失点で切り抜けた。
打線は広島の新助っ人で元マーリンズのフレディ・ターノック投手(27)に7回まで抑え込まれた。ターノック降板後の8回に同点に追いつくも、その裏、2番手のドラフト育成1位新人・牧野憲伸投手(26=オイシックス)が制球を乱し、2死一、三塁のピンチをつくると、ファビアンに左前適時打を浴び、勝ち越し点を献上。惜しくも接戦に敗れた。
試合後の井上一樹監督(54)の囲み取材一問一答は以下の通り。
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-試合を振り返って
桜井はあのピッチングをしていたらいつかは勝てるというふうに俺は思ったし、牧野を登板させたというのも、どこかで登板させなきゃいけない。早めにさせたいと思っている中で、今日は、昨日アブレウがああいうふうになって、使える駒を増やしたいし、酷な場面だったかもしれないけど、オープン戦から見ていて、牧野はそれなりに安定しているというところで、やっぱりフォアボール、フォアボールというところを見ていると、ど緊張もしたんやろうし、次の登板につながるというか、つなげてくれたらいいかなと思います
-桜井選手へ、降板後にはどんな声を
「きょうおまえのパフォーマンスは見せてもらったよ」と。あの1点は取られちゃったけども、あの投球をしていたら、そういうイメージを、そしてこの調子を維持するんだよ、って。特別ああしろこうしろとは一言も言っていない。



