ソフトバンク今キャンプ初のケース打撃で、秋山監督が目指す攻撃スタイルの一端をのぞかせた。無死一塁を想定して行われたひと回り目。松中、小久保ら主力野手陣にもバント指令が下された。クリーンアップにも容赦ないバント練習の意図を森脇ヘッドコーチが説明する。「シーズンに実際あるかどうかは分からない。しかし、監督の強い気持ち(意向)でバントは選手全員に要求していく」。

 もちろん、野手にも秋山イズムは浸透し始めている。「MK砲」は、ともに1度でキッチリ送りバントを成功。小久保は「細かいプレーが多いし、いつサインが出てもいいようにしておきます」と話した。

 昨年のチーム総得点は556でリーグ5位。打線の低迷が最下位に沈んだ大きな要因となった。主力のバントも選択肢に入れ、1点にこだわる野球―。秋山監督は「いろいろ準備はしておかないと。パ・リーグはいい投手が多いし」と話すにとどまったが、巻き返しへの強い決意の表れに違いない。【松井周治】

 [2009年2月11日11時38分

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