<オープン戦:ソフトバンク7-6広島>◇27日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク和田毅投手(28)が4年ぶり2度目の開幕投手に正式決定した。オープン戦ラスト登板となった広島戦で5回5安打3失点ながら要所を締める投球。最終イニングとなった5回には「本番モードで投げた」と圧巻の3者連続三振締めだ。

 秋山監督は試合後に「開幕行くだろ。他に誰がいるんだよ」と左腕エースに全幅の信頼。4月3日、地元オリックスとの開幕戦マウンドを託すことを初めて口にした。

 オープン戦最後の調整登板の初回、先頭赤松の初球を三塁打され、続く東出にも適時打を浴びたが、大崩れはしない。秋山監督は「初回だけね。初回をどうやっていくかだけ。球自体は良かった」。和田も「最初は良くなかったけど、その後はきっちり修正できた。試したいこともすべてできた。あと1週間でさらにボールも良くなると思う」。淡々と話す顔には大役を担う責任感があふれていた。

 WBC日本代表が韓国を破り連覇を決めた瞬間、和田は本拠地の外野を走り汗を流していた。代表から漏れ誰よりも悔しい思いを味わった左腕が、7日後、ペナントレースを熱く沸かせる投球を見せる。【倉成孝史】

 [2009年3月28日11時12分

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