<ソフトバンク8-0オリックス>◇3日◇福岡ヤフードーム
「史上最強」の呼び声高い重量打線が、いきなり空転した。大石大二郎監督(50)は開幕戦からラロッカを1番に起用。主軸をカブレラ、ローズ、フェルナンデスで固める攻撃型布陣で和田攻略を狙ったが、わずか3安打で二塁も踏めなかった。「脱帽です。どの球種もよかった。相手ペースというより和田のペースだった」と白旗をあげた。
調子や相性優先で浜中、塩崎を抜てきしたがともに無安打。また守備力に目をつぶり、外国人4人を並べるためにローズを左翼で起用。「小松だから守備を固めようかとも思ったけど、最初の1点がほしかった。今日に限ってのベストオーダー」。ローズは3回2死一、二塁で森本の打球に一歩届かず、そこから小松は失点を重ねた。織り込み済みとはいえ、リスクが現実化してしまった。
バットで期待された外国人勢はそろって「和田がよかった」。1安打のローズは「仕方ない。まだ143試合もある」と前を向いた。完封負けは大石監督が昨年5月23日から指揮を執って96試合目で初。開幕戦では21年ぶり。指揮官は前夜、フロントとコーチ陣が集まった決起集会で乾杯のシャンパンに軽く口をつけただけで、大好きな飲酒を取りやめた。強い決意をもっての出陣だったが、歯車はかみ合わなかった。【柏原誠】
[2009年4月4日10時35分
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