「8番勝負」で交流戦逆転Vだ。広島は10日からロッテ2連戦(千葉マリン)を戦う。先陣を切るのはエースのコルビー・ルイス投手(29)だ。今季はまだ3勝だが、安定した力で先勝を狙う。交流戦では2位を守り、首位ソフトバンクと1・5ゲーム差。手厚い先発陣が交流戦残り8戦での逆転Vへ導く。
4年目のブラウン体制で最大のチャンスが巡ってきた。交流戦の初優勝を射程圏内にとらえており、残り8試合の大勝負になる。10日ロッテ戦に先発予定のルイスはこの日、マツダスタジアムで調整後、意気込んだ。
「今後の試合で、とにかく安定した投球を続けることが大事だ。そうすれば、優勝も見えてくると思う。先発として1つ1つの試合を考えていくだけだよ」
チームは交流戦で息を吹き返した。ここまで11勝5敗で交流戦2位、セ・リーグは3位まで浮上した。首位ソフトバンクを1・5ゲーム差で追走し、最大7連勝した勢いも消えていない。7、8日のオリックス戦で連勝して、5月2日以来の貯金1。「上げ潮ムード」のまま、この日は千葉に乗り込んだ。
流れを加速させるためにもルイスの奮闘は欠かせない。5月28日ロッテ戦で白星を挙げ、今回もたたきたいところ。「もっと早くアウトを取って、もっとイニングを増やして、試合の後半まで投げないといけない」と話し、自覚は十分だ。発奮材料は多い。昨季は球宴に選手間投票で選出されたが、右ひじ痛の影響で辞退。それだけに「今年は体も万全。出られるなら喜んで」と意気込んでいる。
13日の西武戦で先発予定の大竹もまた「優勝を狙える位置ですから。1戦必勝でチームも戦っているし、それに貢献していきたいですね」と言う。5月の月間MVPを獲得し、上位進出の原動力になったが、チームを逆転Vに導く決意だ。
交流戦の過去4年間は11、9、12、6位と低迷し、苦しい戦いだった。今年は一転して2位の好位置につける。チームはソフトバンクとの直接対決を終えており、残り試合を勝ち続けるしか道はない。逆転Vへ強力投手陣がけん引していく。【酒井俊作】
[2009年6月10日10時57分
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