<ロッテ6-8ソフトバンク>◇18日◇千葉マリン

 ソフトバンク松中信彦外野手(35)が15号決勝アーチでチームを救った。5-0の楽勝ムードから一気に同点に追いつかれた直後の9回1死。ロッテ伊藤の内角低め145キロ直球をすくい上げた。文句なし。打球は逆風を突き破り、左翼スタンドへ一直線だ。左手でガッツポーズをつくり、右手でバットを放り上げた。「自分らしい、4番らしいバッティングをしようと思った。完ぺきだった」。

 同点劇にわいたロッテファンを一振りで沈黙させ、胸を張ってダイヤモンドを1周した。主砲の一撃で打線は息を吹き返し、村松の適時三塁打と長谷川のスクイズでさらに2点を追加。勝利を決定づけた。

 負ければ今季初の4連敗で首位陥落となる危機だったが、1日で単独首位に返り咲いた。「粘って勝てるのはチームにとってもいいこと。連敗が止まったので、明日も全力で頑張ります」。チームの大黒柱は、力強く宣言した。

 [2009年7月19日9時8分

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